ゲーム開発プログラマーに求められる技術的スキル

ゲーム開発に強い言語

プログラミング言語ってとにかく数が多いので、やりたいことによって求められる技術的スキルが違います。ゲーム開発の場合はゲーム開発に強い言語を使用することになります。ゲーム開発の基本はいくつもの画像を使って動きをつけていくことなので、画像処理力の高い言語を学ぶ必要がありますよ。また、ゲームで多く使われるスレッドの処理に耐えられる言語も必要です。そうなると、じゃあ一体どの言語を覚えればいいのよ？って思いますよね。ゲームに向いている言語もあれば向かない言語もあって、互換性がどうとかいろいろ考える要素がありすぎて困ってしまうかもしれません。一般的には、処理速度が速い言語といえばC++やC言語で、ゲーム会社も採用しているテッパン言語です。オンラインゲームになると今度はJavaやC#が、スマートフォンやiPhoneのゲームならJavaとかobjective-c、swiftとか、同じゲームでもこれだけバラバラですが、やりたい方向性がある程度決まっているなら少し見えてくるのではないでしょうか。

ゲームプログラマーに必要なスキル

ゲームプログラマーの基本スキルはプログラミング言語ですが、それ以外にも知っておくべきことがたくさんあります。例えば、メモリやCPUなどのハードウェア関連の知識です。必須とまではいかなくても、基本知識を持っているだけで全然違いますよ。あとは、3Dゲームの開発だったらベクトルの知識が必要です。これを知らないまま3Dゲーム開発の世界へ行こうとするとかなり大変ですよ。そう考えるとちょっとしり込みしてしまいそうになるかもしれませんが、プログラマーである以上覚えることが多いのはしょうがないことです。誰にだって最初はあるし、ある程度の時間がかかるものです。今でこそ立派なプログラマーとして颯爽と活躍している人だって、苦労して覚えたプロセスがあっての今なんです。

ただ作れるだけのスキルでは足りない

趣味のゲーム開発とは違って売るためのゲーム開発はシビアな世界です。求められている「ゲーム開発のスキル」には、「オリジナルゲームを開発できるスキル」というニュアンスも含まれています。プログラミングのスキルはもちろん必要ですが、ゲームエンジンの操作スキルも必要ですよ。そして何より基本となるのが学力です。しかも文系理系双方の学力です。ゲームの中の登場人物などに動きをつけるためには数学や物理の知識が欠かせませんし、仕様書を正確に読み解くための国語力も必要です。英語力があれば、日本語では出ていないような情報をいち早く探すこともできますよ。